動け、動け、動け、動け…

倫子にこういうTシャツをつくって
「たそがれの姫君」って書いてある
やはりセットでなくては、というわけで
まりの用にもつくった。
「(キノコ)王国」って書いてある
着せようと思って いつものコスチュームを脱がせたら
まえにテキトーにカスタムした関節が抜けちゃったので、
ついでなので補強することにした。

【ご注意】
以下、
「改造した人形のおヌードしかも首なしで表面ボコボコ」が出てきます。
あと、モケー全然詳しくない身が
聞きかじりで試しただけなので、話半分で見てください。

全体
アゾンの「ピュアニーモフレクション」を使用。
可動ボディの中ではボリューム感があって、ブライスの頭に合うんだけど、
そのままでは肩と股関節は一方向に回るのみ。
マリオお約束のアクションも「キ*タマリオ」もできないんで
いったん切り離して、改めて別売りの可動ジョイントを仕込んであります

モケイ改造用に、「可動関節」はいくつか市販されてますが
私は海洋堂のリボルテックジョイントがお気に入り
股関節に使ってるのはけっこうでかい
(同社の可動フィギュア向けに開発された関節ですが、バラ売りもしてます)

手順は
もともとの関節を切り離す
 ↓
あたらしい関節を埋め込むために、大きめに穴をあける
 ↓
試しにはめ込んで動かしてみて、
こすれたり ぶつかったりするところがあったら削る
 ↓
大きめにあけた穴にパテを埋めてちょうどいいサイズに調節
(回して動かすので、接着はしない)

…だと思っていたのですが、
これだけだと、関節がすぐ抜けちゃいます。
穴に棒刺してるだけなので、そりゃそーですね。

そーいうとき、摩擦で抜けないようにするための
言ってみればパッキンみたいな道具が市販されてて
通称「ポリキャップ」
商品名はプラサポ
やわらかめのパイプです
「えぇ〜、こんなんで抜けなくなるの?」と思ったら
これがやっぱりいい感じ
動かしたい時は動くけど、不用意に抜けることはない、
そんな適度なホールド感になります
拡大

数種類サイズがあるのですが、
さすがに他社のパーツを合わせた時は
ぴったり径がハマることの方が少ないので、
リューターとかハンドドリルとかで微妙に穴を削り拡げることになります

ちなみにこのリューターの
「ピット」と呼ばれる先端金具

ピット(a.k.a.キッドイカルス)
(うしろの画面は好きに突っ込んでくれ)

ヤスリ風に砂を混ぜ込んだ素材が主流ですが、
私は写真の、ドリルみたいになってるやつの方が削りやすくて好き
※鋭い削りカスが容赦なく飛びます。メガネ必須!

そういうわけで
てきとうなポーズ(頭が重くなければ自立します)
ピュアニーモフレクションも
よく動くよーになりました
てきとうなポーズ(足首の向きが不自然だったかな)
いろいろ試行錯誤してる間に、削りすぎたり
前後間違えて穴開けちゃったりして
見た目ボッコボコになってますが、
上手な方がやれば、もう少しキレーになると思います

ちなみに、同じ方法でミディブライスも動かそうと思うのですが
膝や肘関節は難しいので
市販の可動フィギュアを流用しようと思ってます
ちなみに手と足は別々のフィギュアから
(肌色が合うのに巡り会うまで5回以上買い直した…
 靴下の塗装を剥いでみたら成形色が白で泣いたことも何度もあるぜよ)

“動け、動け、動け、動け…” への2件の返信

  1.  お疲れさま〜〜〜〜よく、その可動方法
    思いつくねぇ〜〜ほんま、お疲れさまです^^。

     しかし・・ポコだっけ?今じゃレアものよ。

  2. いや〜、
    元のフィギュアつくったメーカーさんや原型師さんには
    ほんとごめんなさいごめんなさいってかんじなんですが、
    可動バカ一代の衝動は止められませんでした;

    ポッコちゃん足見ただけで分かるとは、さすが!
    まぁ、今までさんざん遊んで
    ちょっぴり日焼けしてパーツ折れたりしてるんで
    そろそろ第2の人生歩ませても、いや、うん(自分に言い聞かせ中)
    …ほんとは「もやしもんの遥さん」が素の腕+素足なので最適なんですが、
    それだけのために廃盤品落札するのも申し訳ないんで
    ウチにあったやつと、お店で見かけたデッドストックでなんとかしてます。
    落札したところで肌色が違っていたら泣くしかないし…

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