さいきん新しいにんぎょー買った記事ばかりでおめえ何して食ってるんだ、とツッコミが入ったかもしれませんが、今回でとりあえず最後です。年度末ボーナスというやつが出ましてね。一時期給料が遅れるくらい落ちぶれてた弊社ですが、だいぶ息を吹き返したようです。
「しゃらくさい」までに追求したファッショナブルさと「デザイン性」、普通のコレクターズドールが5体買えるお値段(アメリカでは女の子のおもちゃとして大人気らしいが、どんだけ富裕層多いんだよ!)、確かに現物見るとぐうの音も出ないクオリティ、
…やりやがった… あれだけ「大きい人形ってー、一応体験してみたけどー、なーんか違うかなってー」とか吹いてたおれが…
スマートドールです。日本での通称は「スマド」らしいけど、なんというか、個人的にはあえてそうは呼ばないようにしています。他のドールみたいに、一部マニア(俺ら)が符丁で呼び合ってねちねちダメ出ししながら講釈する、という関わり方が似合わない気がして。初期の桃子やブライスがもっていた「遊ぶことがおしゃれ」な感じを、変に噛み砕きたくないというか。
↑グレムリンを劇場で見ていた世代、やっと少し金銭的に余裕が出てきてこれを買えるようになった世代、にしかわからん小ネタ
正直、顔の造形はそれほど好みではないのですが、ボディがすごい。はだかで外に連れ出したいくらいすごい。
片足爪先立ちで、こんな細いスタンドだけで自立するということ、可動性と扱いやすさと軽さ、そしてプロポーションの美しさ、これらを共存させるためにどんだけ商品研究を重ねなければならないか、ピンと来ない方は「スマートドール DD ボディ比較」あたりで検索してみてください。
最大のウイークポイントは服の互換性がほとんどないこと。と値段。公式に出ている専用の服は実によくできていて、Tシャツ1枚とっても体のラインを最高に生かす工夫がガッチョリされているのですが、平気で人間用の服より高いです。だからといって他の60センチドールの服で済まそうとすると、そもそも入らないかウエストがユルユルになるかどっちか(試しました)。悩むね。