一部が白地のデカールをプリンターで自作してみる試み

白ベタを含む多色のデカールを家庭用プリンターで自作する一方法です。たまたま読んだ本(『Zbrushフィギュア制作の教科書』)に載っていた方法を、現在販売されている素材でアレンジしてみました。

参考にした本では、アイデカールの自作に使っていました。「白」境界線がそれほど複雑ではないデザインに向いてる方法です。

なんでまた野球拳大好きの立体化を… うん、あのテンションおもろいやん

この作例だと、✊✌️🖐の境界線からひとまわり外側までがクリアデカールです。おのおのたて5mmくらい。(今にして思えば、このくらいなら白デカールにピンクのベタ地つきで印刷して切り抜いただけでも良かったかもしれません)

お約束

ど素人が変な解釈してるので、おかしいところあるかもしれません。もっといい方法があるかもしれません。軽く参考にしてください。怒るなよ〜。

Tl;dr(3行で)

  1. 透明のデカールに、白デカールを白くしたいところの形に切り抜いて貼る
  2. その上から、白以外のデザインを印刷した透明デカールを貼る
  3. 以上を丸ごとモデルに貼る

詳しく

白部分を用意する

貼りたい箇所の塗装色に近い色をベタ地にして、デザインを白く抜いた、こういう↓のを白地デカールシートに印刷します。

写真は切り抜きが進んだところです。今回はかなり小さいので「指の間」を抜くのをあきらめましたが、本来は白と色の境界線できっちりカットします。これを何もプリントしていない透明デカールシートに貼っていきます。

塗装色で塗りつぶしておくのは、切り抜きのガイドになるのと、はみ出した場合の色のずれを軽減するためです。

白以外のデザインを貼る

今回は「散らし柄」なのでクソ根気のいる作業でしたが、アイデカールひと組とかだと ここまで大変ではないと思います。あ、右下1個失敗してますね。予備は必要ですね。

モデルに貼る

Q. ここで、今まで貼ったデカールも剥がれね?
A. うん。でも水に浸しすぎないようにすれば意外となんとかなります。台紙を下にした状態で水に浮かせて、反対側を濡らさないように。失敗を見越してデカールは多めに。

まとめ(要るのか?)

完全オリジナルデータで予算と時間に余裕がある場合は、小ロット出力サービスを利用する手もあるみたいすね。あと、ごく一部のレーザープリンターには非公式の白トナーがあるとか。ただ、いつでもこういう手段が使えるとは限らないので、他にやり方あるよというのだけ書いてみました。

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