おまわり毎日ぐーるぐる

3Dモデルを毎日ぐーるぐるしながら調整しています。Let’s Go! 微調整という名の無間地獄。

ごめんください 北町奉行所の者です ちわー 国家権力ですが お留守ですかー

前回の更新からまる1ヶ月経ったものの、かわりばえのしない作業画面しかないす。内部とか細かいバランスとか かなりいじってるのですが、わかんないですよね… うーん、たしかにちょっと疲れてきたし 脇でやんなきゃいけない野暮用もけっこうあったし、ペースは落ちてるんですよね。まいった。

胸毛だけ違う作り方をしているせいか黒く表示されてます 他意はないです

この腕の短さと胴の太さで「手を体の前中心に持ってくるの」って無理ゲー中の無理ゲー。両手で銃を構えるポーズはどうにもやりたいんで、がんばって盛り削りしてみたのですが、これ最終的には服がつっぱってこの通りには曲がらないんじゃないだろうかという気も。

あと、可動ドールボディでいちばん大変なのはどうやら「肩」みたいで、服越しに手探りで強く動かすから、オビ球みたいに「動かせる方向が決まっているもの」だとけっこう外れちゃうようです。figmaが特徴的な独自関節を使っていまして

これ良さそうだな、と思っていたら、ちょうど今関節パーツの単品販売をやっていましておほほのほーと飛びついてしまいました。ただし届くのは年末。さあ、どうする小僧。

つ 爪モールドがある… へへへ すげぇ すげぇよ 実物ってすげぇーー!

感激もひとしおだろうが、そのパーツはリテイクするのだ。

にんぎょうのうで

「レレレの天才バカボン」最終回の台詞をもじっても誰もわかんないしそれどころかレレレの天才バカボンって何ってなるよね、というところには思い至らないふりをしてるしんぞですおはようございます。「レレレ」は99年-00年にやってたリメイク版アニメです。

可動キャラドールを素体から自作するバカが世間に1体は いてもいいのだ。つーわけで、やっと試作品の出力までたどりつきました。

にんぎょうのぜんしん
現場検証。よく見ると胸毛モールドが入ってるし ペケじるしのへそもある

画面の中でうまく動いていても、実際出してみると「割れやすい部分」がすぐできてしまうもんですね。動かしてみたら崩壊、ならまだ許せるものの、出力中に崩壊して今までの2時間全部無駄無駄無駄、とかなった日には おれの心の方が割れてしまいます。↑の写真も肩がまっぷたつです。肩の付け根ってかなりの力がかかるんだなあ。

しっかし、毎日朝晩作業してこのペース。二度とやらんぞ! …たぶん…

男子ドール3週間会わざれば刮目して見ないとタイホなのだ

たいへんなことになってきました。

この野郎、可動ドールを完全自作する気です。

パーツの流用では納得のいく体型が再現できないことがわかってきて、ボールジョイントとオビ球とポリキャップとプラ棒でゴリ押ししたいとか言い出しています。

膝肘の二重関節化はあきらめました。ご覧の通りのクソ短足では無理です。それどころか腰を前後左右に回せるように考えたら 素人考えで無茶しすぎて

…ほんとにできるのか、これ?

こういう体型のドール用スタンドなんて当然市販されていないので、これも作らなければなりません。自立むりそうだし。

わしの「スタンド」はッ! これじゃあ──ッ!! (「これがわしのスタンドじゃあーッ」て言い回しは正確じゃないみたいです、コミックスで確認した)

土台は薄さと重さを重要視したいので、オビツドールのマグネット足用に市販されている鉄板を使います。オビツ11の付属品じゃなくてもうひと回り大きいの。背中の針金んところは真鍮棒でいけるかな。

顔も納得のいく仕上がりではなかったので改めて作り直しています。Blenderのスカルプトモードでこういう大きな曲面を描くと、どうしてもボコボコになっちゃうなあ、結局はフリーハンドだから…というのが発端で、結局全体的にプロポーションを見直すところまで巻き戻っちゃってまー心が大変。

なんとかこのくらいまでこぎつけました。

むかしパロディウスってゲームやったらこんなの出てきたな。

そうそうこれこれ。

伊達にドール沼は見てねぇぜ

可動素体自作計画、煮詰まってきました。いい匂いになってますよ。

昔から動くおにんぎょーさんとかフィギュアとか好きで、各社のボディをアホほど持っているので、いろいろ参考にできるのがありがたいです。机からちょっと後ろ向けば資料が飾ってあるというね。とくにためになったのはオビツ24と、フィギュアーツのクリリンと、ねんどろいどどーるでした。やっぱり後発商品の方がいろいろ蓄積されてる感があるね。

こういう体型の場合、動きに「あそび」が作りにくいので、関節パーツの埋め場所とか曲げると干渉するお肉とかを やりくりするのが大変。「フィギュアーツ ウーロン」や「フィギュアーツ ピラフ大王」が出ないわけだわ。初心者が何日も格闘して、80度ひざが曲がるところまでこぎつけましたが…

この努力に意味があったのかどうかはおれにもわかりません。

元祖男ブス

電子版天才バカボン全38巻読了。80年代や90年代にも連載やってたのね。知らんかった。でもやっぱり70年代がいちばん面白いとおもいます。通して読んで「男ブス」って言い回しが最初に使われてたのがおまわりさんだったのでちょっと笑いました。「男ドブスの水島新司」先生よりこっちのが先でした。

腕が体にめり込んでるのは、垂直以外の角度で編集をするとめんどくさいからです。じっさい組んでみると垂直に腕が下ろせないボディになりますが、そういうものとします

沼ってどこにでも口開けてんですね。ボディ自作沼をやらかしそうです。オビツ11も十分ポッテリした体なのですが、もっとクソ寸胴にしたくなりまして。あと肩幅とか背丈とか首の長さとか、いじりたいところがアホほどあって、パテ盛りするより作っちゃったほうがかえって楽な気がしてきて。

3頭身キャラの常として ポーズをつけたとき腕が伸びて描かれるから、腕パーツは長め。ドラえもんだってタケコプターつけるときは腕が伸びるし

オビツ11は胴体が3パーツなのですが、ちゃんと使いこなせた試しがないので、2パーツで作ってみることにしました。ウエストにスタンドをはめるので、分割点はそこを避けます。

自作が難しい「股関節 – 背骨」パーツはオビツ11をバラして頂戴することにします。あと「首ジョイント」「足首ジョイント」も形状が特殊なので同じボディからパーツどりします。他の関節はオビ球とプラ棒とポリキャップで大丈夫かな。

あ、オビツ11の股関節パーツを取り出すときは、股間にニッパー入れないでね。痛そうなのはもちろんですがw、関節パーツがいっしょに切れてしまいます。股間が少し切れてしまってもバカになる構造ではないものの、ウエスト側から切ったほうが安全そうです。こっち側からでも、ふつうの工作用ニッパーで案外簡単に切れます。

…さて どうやって組み立てるんだ? あと、合うスタンド、あるのか?

白塚フチオ(諸説ある)

原作履修はじめました。電子版天才バカボン全38巻セット1万8千円を購入。原作やべーやベー言いながら毎日読んでます。おもしろいよ。過激だけど。でさ、おまわりが「本官の名まえは白塚(しろつか)フチオと申します」って思いっきり名乗ってる回があってさ。そのあと改名して女の名前になりました、ってオチなんで次週以降どうなったかはわかんないんだけど。それよりバカボンのパパが「わしは田中田(たなかだ)フチオ」って言ってて、この設定現在もイキでいいのかな?

というのは前置きで、おまやりさん人形、たいへんめんどくさいことになってしまいました。

顔だけ普通に作って首から下がニンギョー丸出しだと怖いな…

前回、服の試作までこぎつけたのですが、「平成版はもっとクソ短足のはず!」とおれ自身にダメ出しされて、膝の二重関節をオミットしてもっと短くしたパーツを自作してみることになりまして。ほんとはこの6割くらいの短さなんだけど、ひざ可動させるならこれが限界。

プロポーションが変わったってことは腕の長さも調整しなきゃだし、胴体…の自作は構造上難しいからせめてエポパテ盛ってズン胴にしたいし。顔も今までのだとデカすぎるから出力し直して… 目の感じがあんまり似てなかったから直したいな… 耳も小さすぎたし…

あ、ついでに手も作りました。おにんぎょーさんのお約束「軽く開いた手」ではなく、あえて「軽く握った手」。こいつの場合そっちの方がよく使うと判断しまして。靴も、市販ドール用のものに ちょうどいい大きさがなかったから靴ごと足を作ることにしました。「靴を脱いだら8割がた靴下に穴が開いてる」のも再現して遊びたかったけど諦めました。

おまけ。平成本官の「めんたま」をそれっぽく描くコツをちょっとつかんだ気がするので意味なく共有しますね。あ、「平成天才バカボン」だけの話です。このシリーズだけキャラデザインが特徴的なんです。

  1. 上半分をM字型に描いて表情をつける。M字のデコとボコはだいたい等間隔
  2. 下半分をなだらかにカーブつける。ほとんど直線くらいでいい
  3. たりないところを曲線でつなぐ
  4. 眉間のシワは必ず入れる。2本
  5. 黒目はめっちゃ寄り目にする

「元祖」だとこいつ結婚してこどももできるらしい

平成以外の天才バカボンも気になったので月額2000円もするU-NEXTに入ったしんぞですこんばんわ。同じアイデアの話のリメイクがけっこうあって比較すると面白いね。最高で4回バージョン違いが見られる。いつかは原作本も全巻履修したほうがいいのかな?

帽子の試作できました。ぺたんこにつぶれて縁がヘナヘナな、「平成」版独特の形に寄せるのが大変でしたよ。ほんとはもっと思い切ってぬいぐるみみたいな立体縫製をする必要があるんだろうけど、おれの知識では もー無理。

『オビツ11の型紙の教科書』って本に、なんとこういう軍帽とか制帽とかの型紙が載ってました。もちろんもともとはこんなへぼい形ではありませんが、あえて改造してこうしてます。でも「どういう構造になっているか」さえ素人にはわからないので、この本なかったら完成しなかったかも。

この本、野郎キャラのドール化をオビツ11素体でやる人には聖書です。なんでこんなマニアックな服までカバーしてるのって感じで、ほぼなんでも作れる。「えりのない背広」まで載ってた…。あとは『型紙の教科書』も聖書。旧約と新約くらい聖書。手に入れた型紙をどう手直しすると推しのプロポーションに近づけられるか、がわかる。

てっぺん以外の部分は3Dプリンター製。ふちも3D出力してから斜めに切った布を伸ばし巻きしてます。

実際プリントすると見えるか見えないかの微妙な縁取りをつばに入れている。内側についてるのは、頭への固定用ピン

ギャグマンガの造形を立体化するのって大変だけど楽しい。つばの部分、じっさい作画した人が脳内でどういう形を思い浮かべてそれをマンガにしたのかを逆トレースする知恵比べになった気がします。勝ったか負けたかはわかりません。

あー、言っときますけど

このくらいは失敗してますからね…

これで(とりあえずは)いいのだ!

だいたい1ヶ月のごぶさたですのだ。実はまだ背広の手直しをやってました。さぼってないよ。余暇 全突っ込みしてこのペースだよ。仕事家事育児をしながらお人形服作ってる人たち神だとつくづく思うよ。

試作なのでネクタイずれてるし、縫い目がガタガタだったり左右が全然違ったりしていますが、そのへん調整してもう1回最初から縫い直します。全体としては悪くないでしょ?

襟がオミットされたデザインのまま「背広」に見せるのがいちばん大変でした。コツは「肩の角度」と「肩口の位置」。いかり肩で肩幅広めになるようにすると、薄めの生地でもパリッとしてカラー柔道着に見えなくなるようです。ここさえちゃんとしてれば、左右に大きめに開いたギャグマンガ的な襟首でも けっこうさまになります。

この形になるまで3回 仕立て直してます。前回書いたのがアルファ版、それをもとに型紙を調整して縫い直したのがベータ版、それも何回もやり直しすぎて布がボロボロになって

ベータ版は… 犠牲になったのだ…

濃色の布なので型紙が起こしづらかったという理由でバラバラのご遺体にして型紙を取ってやり直したのが最初の写真。ベータ2ってところ。

何回も縫い直して気づいたのは、「肩の角度」「脇の下の位置」超だいじ ということ。肩の角度は「背広っぽく見せる」ためにも大事なのですが、間違えて左右の角度が違っちゃったりすると、いちばん最初の工程なので差し戻しもできず、結果として全部出来上がったらなんかゆがんでるということになっちゃうのです。この試作も向かって左の肩でやらかしてます。脇の下も、てきとうにやるとびっくりするくらいだらしない身頃になっちゃいます。

そうそう、安めのドール服でときどき見かける「ズボンとシャツを一体化しちゃうやつ」、あれあんまり好みではなかったのですが、今回あえて採用してみました。上衣を着せる前提の場合は、もちゃもちゃしないしシャツがたくし上がって肩がキマらなくなることも減るし、かえってそのほうがいいと判断しましてね。

シャツにやきそばのソースつけちゃったけど試作だからいいかということで

「ベルト通し」がついているデザインのときは、(右利きキャラの場合)向かって左側のひとつ↓だけ太めに穴を確保しておく必要があるようです。ここだけ二重にベルトが通るので。

これは全部同じ幅で縫っちゃった状態。このあとほどいてやり直しました

ちなみに、腕は独自パーツで長くしています。ただ… 「特定の角度でしか曲げられないのが不便だから、あえてひじ周りや肩周りに角度をつけない」のをやってみたら、

お前らは真似するなよ!(このくらいひじ周りを削らないと、腕が全然曲がらないんだよ)

おまけ。何回も試着させるうちに、「女の子があこがれる男の仕草」みたいになっちゃうことがあるのですが、

残念ながらそういうキャラでは全くないというね。

ごめんですんだら いらん人

「ごめんですんだら警察いらんわ! 警察官募集 -大阪府警」ってポスターが実在したらしいすね。大阪やね。

縫い物は「指示された通りに進める」作業より 理想の形になるまでほどいて縫ってを繰り返しているときのほうが数倍楽しい しんぞですこんばんわ。ただし布が尋常じゃなくボロボロになるし、1カ所直すたびに3カ所くらいほどく必要があります。そうしないとミシンがうまく通らないので。

連休は1日12時間くらい服の仕立てで苦戦していました。作業BGMは「未見の作品だと目と心がそっちにいっちゃう」「音楽は仕事中にかけているので違うのがいい」という理由で、アマプラの平成天才バカボンを全話連続再生。あと電気グルーヴの曲ばっかりかけるネットライブ。最後まさか「恐怖カメレオン人間」でしめるとは。たしか原曲だと大槻ケンヂが参加してたよね。

セルフ赤入れ。頭がウド鈴木になっているのは単にモヒカンパーツが未塗装だから

何度も縫ってはほどき縫ってはほどき、生地がボロボロになるまで追い込んで、やっとそれっぽくなってきましたが、布の宿命「切ったら盛り足せない」に直面。全然 丈足りないのに、どうしようもなくなっちゃいました。

あと、腕をもっと長くしないと

交番の入り口でこんな感じで「いばらぎだ」とか「ヒマラヤだ」とかの意味不明な供述をしている

…この基本ポーズが決まらない。

というわけで、この服をアルファ版とし、すててもいい同生地(染めるの失敗したやつ)でこれをもとに布を足したりしたベータ版を作り、最終FIXしたらベータ版をもとに型紙をトレースしてVer1.0をつくる、ということを考えています。ていうかちゃんと洋裁やる人ってみんなこのくらいは やってるんですよね… すごい…

ちなみにオビツ11はもっと足が長いのですが、今回「短足カスタム」に挑戦してみました。

オビツ11の脚が長い理由は、本来「これ以上短くすると成立しない構造になっているから」だと思うのですが、ジョイントの固定をポリキャップを使う方式に切り替えることでなんとかしました。ポリキャップというのはこういうプラモデルパーツです。適度な摩擦で、「回るけど抜けない」ちょうどいい関節の固定をしてくれます。今回は3mmと4mmを使います。

  1. 関節ジョイントの棒の部分を、ポリキャップがはまるギリギリの長さまで切り詰める
  2. すねともものパーツを切り詰める
  3. すねともものパーツの穴を、ポリキャップが入るまで拡げる
  4. ポリキャップと関節ジョイントを押し込む。ポリキャップとすねももの間の隙間は、エポパテとか接着剤とかで埋める

基本的な考え方は以上です。3の工程で硬い素材をたくさん削るので、ハンドリューターは必須だと思います。

これから「腕を長くする」カスタムもするわけですが、公式に販売されている延長パーツよりもっと長くしたくて、3Dプリンターで腕を自作する予定。今回は関節が隠れる長袖以外着せる予定がないので、肩やひじに角度をつけることは、あえてしないつもりです。見た目は悪くなりますが、曲げる方向の制約は少なくなるんじゃないかな。長袖着てる可動ドールのひじをどっち側に曲げるべきか わかんなくなっちゃう経験、ありましょ?

目ん玉ひとつに 鼻の穴ひとつ デッパが2本 これな〜んだ?

こいつ。

はい近況報告! 更新がまる1ヶ月止まっていましたが、こいつ↑の衣装をつくる準備をしていました。現状、市販のそれっぽいコスチュームを着せているものの、やっぱりこうじゃないよなぁ、という思いが強くなりましてね。家庭用だけどジューキの高いミシンもボーナスで買ってしまいました。

あと作業をしていないときは家で仕事(実は会社に行くより好み)をしていたり、アマプラで90年代に放送していた方のキン肉マンとかトランスフォーマーとか見ていたりしました。やっぱ千葉繁さん最高。

「平成天才バカボン」版のおまわりは なぜかラベンダーとグレーがまざった変な色の制服を着ていて、ちょうどいい色の布が手に入らなかったので、染めて色調を調整しました。ブルー寄りグレーのブロード布 + ダイロンの「フレンチラベンダー」でこの感じ。

住所バレ防止のためにあおって撮った。左下が色調わかりやすいです

じつにいい感じだが、自分の腕ではどう頑張ってもムラ染になるので、仕上がりが心配。

小道具…右腰に差している銃の入れもんとか、反対側に差しているスリコギみたいなやつとか、マンガ的な形をしているので布では再現不能な帽子のツバとか、のパーツは3Dプリンターで作りました。

「平成」版では銃はニューナンブじゃなくてコルトらしいぜ 本人がそう言ってる

なんで1ヶ月もブログに書くことがなかったかというと、この造形で困っていたからですw