ごめんですんだら いらん人

「ごめんですんだら警察いらんわ! 警察官募集 -大阪府警」ってポスターが実在したらしいすね。大阪やね。

縫い物は「指示された通りに進める」作業より 理想の形になるまでほどいて縫ってを繰り返しているときのほうが数倍楽しい しんぞですこんばんわ。ただし布が尋常じゃなくボロボロになるし、1カ所直すたびに3カ所くらいほどく必要があります。そうしないとミシンがうまく通らないので。

連休は1日12時間くらい服の仕立てで苦戦していました。作業BGMは「未見の作品だと目と心がそっちにいっちゃう」「音楽は仕事中にかけているので違うのがいい」という理由で、アマプラの平成天才バカボンを全話連続再生。あと電気グルーヴの曲ばっかりかけるネットライブ。最後まさか「恐怖カメレオン人間」でしめるとは。たしか原曲だと大槻ケンヂが参加してたよね。

セルフ赤入れ。頭がウド鈴木になっているのは単にモヒカンパーツが未塗装だから

何度も縫ってはほどき縫ってはほどき、生地がボロボロになるまで追い込んで、やっとそれっぽくなってきましたが、布の宿命「切ったら盛り足せない」に直面。全然 丈足りないのに、どうしようもなくなっちゃいました。

あと、腕をもっと長くしないと

交番の入り口でこんな感じで「いばらぎだ」とか「ヒマラヤだ」とかの意味不明な供述をしている

…この基本ポーズが決まらない。

というわけで、この服をアルファ版とし、すててもいい同生地(染めるの失敗したやつ)でこれをもとに布を足したりしたベータ版を作り、最終FIXしたらベータ版をもとに型紙をトレースしてVer1.0をつくる、ということを考えています。ていうかちゃんと洋裁やる人ってみんなこのくらいは やってるんですよね… すごい…

ちなみにオビツ11はもっと足が長いのですが、今回「短足カスタム」に挑戦してみました。

オビツ11の脚が長い理由は、本来「これ以上短くすると成立しない構造になっているから」だと思うのですが、ジョイントの固定をポリキャップを使う方式に切り替えることでなんとかしました。ポリキャップというのはこういうプラモデルパーツです。適度な摩擦で、「回るけど抜けない」ちょうどいい関節の固定をしてくれます。今回は3mmと4mmを使います。

  1. 関節ジョイントの棒の部分を、ポリキャップがはまるギリギリの長さまで切り詰める
  2. すねともものパーツを切り詰める
  3. すねともものパーツの穴を、ポリキャップが入るまで拡げる
  4. ポリキャップと関節ジョイントを押し込む。ポリキャップとすねももの間の隙間は、エポパテとか接着剤とかで埋める

基本的な考え方は以上です。3の工程で硬い素材をたくさん削るので、ハンドリューターは必須だと思います。

これから「腕を長くする」カスタムもするわけですが、公式に販売されている延長パーツよりもっと長くしたくて、3Dプリンターで腕を自作する予定。今回は関節が隠れる長袖以外着せる予定がないので、肩やひじに角度をつけることは、あえてしないつもりです。見た目は悪くなりますが、曲げる方向の制約は少なくなるんじゃないかな。長袖着てる可動ドールのひじをどっち側に曲げるべきか わかんなくなっちゃう経験、ありましょ?

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