おふくろちゃんが沖縄の海を見たいと言い出したので、15年前一人旅が好きだった俺先生が案内した。旅費を出させたので親孝行ではない。
おニンギョーさんも案内せねば、というわけで、何を思ったか、うちで一番でかいスマートドールを持ち込んでしまった。リンコさんは装備品をなくしたり後ろちょんまげが解けたりめんどくさそうだったので、あえての ちとボンの方が楽だったのです。
沖縄本島ではなく石垣市の、しかもめっちゃ酔う高速船に1時間乗らないと行けない波照間島
人混みと台風を避けて「梅雨が明けるか明けねえかの運試しの時期」を選んだため、そこそこの天気ではありましたが、逆にクソデブの俺先生と終活中のおふくろちゃんが真夏に歩いたら脳が煮えてニライカナイに行ってしまっていたと思います。
まぶしくてカメラの液晶が全く見えなかったせいにしますが、家に帰ってMacに読み込ませたらろくなのがありませんでした。何しにカメラバッグ背負ったんだ俺は。
旅与太話1
2キロくらい続く砂浜を歩こうとしたら、自分の巨体が砂にめり込んでまともに歩けず。砂って底なし沼になるんですね。
しかも歩いた先は道路のない全くの原野だったため、同じ砂浜を同じだけ歩いて帰る必要があることがわかり。遭難するかと思いました。港の売店で汗くさい布になったTシャツを買い換えようと思ったものの、陰険そうな店番のおばはんに近づきたくなかったので我慢して帰ったというくらいには人ぎらいです。
二人とも車の運転がほとんどできないので、あきらめて定期観光バスで回った石垣島
カビラ湾というサッカー解説者みたいな名前の場所がありまして、おふくろちゃんが「パックツアーで雨の日にしか行ったことがないから晴れた日に見たい見たい」と固執していたのですが、なんとかリターンマッチが果たせました。
ちょっと離れたところにある密林。通販サイトの隠語ではなく本当に密林。
あと展望台な。
予算若干オーバーのすげえホテル
ナイスガイのおれは宿がきたないのが我慢ならないタチなので、ヤフートラベルで2番目に高かったホテルをとってしまいました。
石垣竹富散策
旅与太話 2
地元料理があってグーグルマップの星の数が多い居酒屋に予約を入れたら、それが料理も出すライブハウスで…
俺は大変楽しかったが、おふくろちゃんが地蔵になりかけていて申し訳なかった。
帰りの便で耳抜きがわりに配られたアメ。
ANAなのにピーチ。これ如何に。